2008.08.28 Thursday
Outlook Mobile Access (OMA) の誤算Windows Small Business Server 2003 には、Outlook Mobile Access (OMA) という機能がついている。
Exchange Serverのメールや予定表を携帯電話で読み書きできる という画期的にみえる機能だ。 正直、Windows Small Business Server 2003 を導入した大きな理由のひとつだ。しかし、まったくの期待はずれだった。(2007年初めにWindows Small Business Server 2003 R2 を導入した時点で、気がついた) Micorosft公式のExchange Server 2003 モバイル機能 対応端末一覧では、例えばdocomoだとmovaの505シリーズで対応機種のアップデートが止まってしまっている。Microsoftの別のページでは、対応端末を順次増やしていくというようなことが書いてあったけど、実際には、追加されていない。 それと、スマートフォンという分野に対して、携帯電話キャリア各社の供給方針との絡みもあったんでしょう。 まぁ、現実には、非対応の携帯電話でも、非対応端末なりにOutlook Mobile Access (OMA)を使えるのだけど、いまどき、こんなですか? というぐらい使い勝手が悪い。 それと、メールの送信画面の問題。なんと、自分のFOMA端末では、改行コードが入力できない。これは、機種にもよるのかもしれない。Exchange側のOMAのテンプレートの入力フォームのところを編集して改善しようかとも思ったけれども、結構複雑で、そんなことしてまで。。。という感じだった。 しかし、今や、Windows Mobile 6 搭載のスマートフォンが数多く発売されている。Outlook Mobile Access (OMA)、せっかくの便利な機能なのだから、ユーザビリティの改善にも期待したいところだ。 |